日本語講師養成講座を卒業してから働くまでのこと 1 Mar2025 in Kyushu

2025年1月から、日本語講師養成講座の教育実習が始まりました。私が通っていたヒューマンアカデミーでは、一人につき2回教育実習の機会があります。というか、必須の単位です。

2月8日に、2024年に応募し書類審査が通った日本語パートナーズの2次審査であるオンライン面接があるため、それが終わるまでは英語のブラッシュアップに必死でした。そのため、1回目の初級の生徒さん向けの教育実習は、最後の日にしてもらいました。

日本語パートナーズは、結局2次審査に落ちてしまい、そうとうショックを受けたのですが、、このことは機会があったら書きたいと思います。

教育実習が始まり、同じクラスの皆さんの話題はやはり「就職」のこと。どこの学校に応募した、どこの学校の説明会がある、など休憩時間はそれぞれの将来についての話題で持ちきりでした。

私は、大分県から通っていたこともあり、卒業してからゆっくり考えようと思っていました。というのも、大分県内には日本語学校が少ないからです。福岡県には福岡市、北九州市、それ以外の市にもとてもたくさんの日本語学校があります。それに引き換え、当時大分県内には、大分市に一つ、後は別府市の大学と短大の計4つしかありませんでした。養成講座には、大分県からも通っていらっしゃる生徒さんがかなりたくさんいらっしゃって、その方々がすべて応募するとなるとかなりの狭き門です。なので、半分諦めモードもありのんびりしていた私でした。

ところが、誰それが内定もらったとか、どこどこで模擬授業をした、教案を提出した、どこが良くてどこがダメだった、など話が耳に入るにつれ、だんだん焦ってしまい、のんびりしていた私もつられて探し始めてしまいました。

そんな中、大分県内での募集を発見しました。4月入学の生徒のために2,3月ごろから募集が始まっていたんですね。なんと、ハローワークの求人でも発見し、これだ!!!とハローワークに行き相談に乗っていただきました。

けれど、このころはパートナーズの結果待ち。受かったら2025年5月か6月に行われる1か月の研修に参加し、9月から対象国に派遣されるスケジュールが待っています。とりあえず応募はするものの、受かったらどうしよう?とかなり迷いました。ハローワークさんからの紹介だと、受かったらほぼ100%就業しないといけないそうです。性格が真面目なので、かなり迷い眠れぬ夜を幾夜も過ごしました。

パートナーズの件はさんざん悩んで、正直に状況をお話ししました。そうしたら、結果が出たら教えてください、そこから考えましょう、と言ってくださり、心からほっとしました。

書類が通り、面接を受け、翌日の朝には合格の連絡をいただきました。とてもびっくりしました。まさか未経験でまだ卒業していない私が合格を頂けるなんて、、、、

先方からは「上級者向けの会話の授業を担当してほしい」とのことでした。やったーーーと思う気持ちと、パートナーズどうなるんだろう?という気持ちと私に出来るんだろうか?という気持ちと入り交じり、またもや眠れぬ夜を過ごすこととなりました。

結局、前述の通りパートナーズは不合格。けれど、実家の両親の介護問題が出てきました。それで、短大でのお仕事は辞退させていただくことにし、春から実家へしばらく戻ることになりました。

たくさんの年上のお友達に相談しましたが、そのお姉さま方はこぞって「親孝行出来るうちにしておきなさい」とアドバイスを下さり、また自分の体調も養成講座と試験勉強でかなり疲れ切っていたので、すっぱり実家に帰ることにしました。

養成講座のクラスメートの中で、卒業時に就職が決まっていた人は多分4名ほどでした。求人サイトで見つけた方、養成講座の学校での説明会に来ていた学校に決めた方、韓国の学校の求人に応募した方で、それ以外の方はオンラインでの働き方を模索されていたり、まだ未定とされている方々でした。

そのままの勢いで荷造りをし、最低限必要な荷物を送り、4/22に猫2匹つれて大分空港から飛行機に乗ったのでありました。

~2へ続く~

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